最大撮影倍率とは?


最大撮影倍率

撮影倍率とは?

被写体の実際のサイズと、撮像素子(センサー)上に投影された被写体のサイズの比率のことを撮影倍率といいます。
例えば、5cmの被写体をカメラで撮影した時、撮像素子上で被写体が3cmとなっていれば、撮影倍率は5分の3倍(0.6倍)となります。

最大撮影倍率とは?

最大撮影倍率は文字どおり、この撮影倍率の最大値のことを指し、高ければ高いほど被写体を大きく写すことができます。
特殊なレンズもあるようなので全てとは言いませんが、多くの場合、一番接近して撮影した時(=最短撮影距離)のサイズになります。

確認方法

最大撮影倍率は製品の仕様表で確認することが可能です。
レンズが変えられる一眼カメラの場合、カメラの仕様ではなく、レンズの仕様で確認します。
レンズが変えられないスマフォやコンデジなどの場合は、カメラの仕様で確認します。

単位

表記は、次の2通りがあります。

  • 倍率として表されている場合
  • 比率で表されている場合

比率で表されている場合、わかりにくければ、比の値を計算して倍率表記に直して考える必要があるでしょう。
ただし、撮影倍率は、撮像素子(センサー)上に投影された被写体のサイズの比率ですので、写真の構図での大きさとして考えなければなりません。
単純に「大きく撮れる」というわけではないので、ご注意ください。

最大撮影倍率が高いレンズ

最大撮影倍率が高いレンズは、マクロレンズと呼ばれています。
マクロレンズは、最大撮影倍率は1.0倍もしくはこれに近い数値になっているのが一般的です。
ただ、0.5倍でもマクロレンズと呼ばれる場合もあります。

一般的には、1.0倍が上限で、一部の特殊なレンズでないと1.0倍以上にはなりません。
マクロレンズに限らず、最大撮影倍率が高いレンズにエクステンションチューブを使用することで、1.0倍以上になることもあります。

どのくらいの倍率の写真が撮りたいのか?を考えて、レンズを選ぶことになります。

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