色相・色相環・補色とは? ~ 色に関する用語 ~
- 投稿:2018年08月03日
- カテゴリ:写真の用語
今回は、色に関する用語のお話をします。
元は補色という言葉の意味が分からず、調べました。
色に関する用語
補色を説明するには、以下の色に関する用語を順番に見ていく必要がありました。
- 色相
- 色相環
- 補色
順を追って説明します。
色相とは?
色相とは、赤・黄・緑・青といった色味の違いのことです。
色相環とは?
色相をリング状に並べた図を色相環と言います。
時計回りに、黄・黄緑・緑・青緑・緑みの青・青・青紫・紫・赤紫・赤・赤みの橙・黄みの橙の12色が並んだものが基本の色相環となります。
このような感じです。
補色とは?
補色というのは、色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのことです。
- 赤と青緑
- 青と黄色みの橙
といった色の組み合わせは補色の関係にあると言ってもよいでしょう。
撮影ではどう使う?
補色の関係があると、それぞれの色がお互いを引き立て合う効果を発揮します。
結果として、カメラを使う際、この関係を意識するとより被写体が写真映えするようになります。
例えば、
- 緑の森の中で赤い服を着た人
- 青空のなかのひまわり
など、補色を意識した構図を意識すると、一層被写体が際立ち、美しく撮影することができます。
特に人物を撮影する際は、
- 着用している服の色を鑑みて背景を決める
- 背景を決めてから着てもらう服の色を決める
など、少しの工夫で写真写りが変わってきます。
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