撮影では避けたい?・・・被写体ブレについて


前回から、写真を撮るときのブレのお話をしています。
今回は、意図的にブレを起して撮影する手法のお話もします。

ブレ

ブレの対象

揺れの対象は次の2種類です。

  1. カメラ本体
  2. 被写体

前回、「カメラ本体」のブレのお話をしたので、今回は、「被写体」のブレのお話をします。

被写体の揺れ

呼び方

被写体の揺れは、そのままです。
被写体ブレ」と呼びます。

現象

被写体の揺れにより写真の一部、特に被写体が不鮮明になります。

原因

シャッターが開いている間(=露出)に、被写体が移動することにより、その全てが残像となって写されます。
残像が重なって写されるので、結果的に不鮮明になります。

対策

基本的な対策は、「カメラ本体の揺れ」の対策でもあった、「シャッター速度を上げる」です。

意図的にブレを起して撮影する手法

意図的にブレを起して撮影する手法は、「被写体ブレ」を利用することが多いです。
被写体ブレを起こすために、意図的な移動を行います。
この場合、移動するのは次の二つです。

  1. 被写体の移動
  2. カメラの移動

被写体の移動

被写体ブレは、スピード感あふれる写真になることがあります。
このため、スピード感を出すために、意図的に被写体ブレを利用する手法があります。
例えば、走っている列車や車、人など、動いている物をシャッター速度を下げて低速で)撮影します。
そうすると、被写体に動きのある写真が撮影できます。
ただ、シャッター速度を下げ過ぎると、何が写っているのかわからなくなります。
それに、手ブレを発生しやすくなります。

カメラの移動

被写体を移動させるのではなく、被写体の速度に合わせてカメラを移動させる手法もあります。
「被写体ブレ」と逆に被写体がはっきり映り、被写体以外がブレます。
この場合も、スピード感あふれる写真になることがあります。

うまくいくと、被写体がはっきり映り、背景が流れて写ります。
イメージとしては、列車の中で写真を撮ったように、被写体は動かず、背景が窓から見ているような写真が撮れます。

被写体の移動と同じく、シャッター速度を下げ過ぎると、何が写っているのかわからなくなります。
また、被写体の移動速度とカメラの移動が合っていない場合、被写体と背景のどちらも揺れて、手ブレと同じ状態になります。
失敗写真にならないように注意しましょう。

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