撮影では避けたい・・・つぶれと白飛びについて
- 投稿:2021年02月26日
- カテゴリ:雨の写真
外出自粛と言われるようになり、外での撮影を控えていたせいか、室内での撮影をしたくなりました。
室内での撮影をしたところ、色飽和?と感じるような写真になったので、少し調べてみました。
Contents
つぶれと白飛び
光の量による現象のため、「つぶれ」と「白飛び」の基本的な考え方は、同じです。
どちらも露出補正に失敗したのが原因のようです。
それぞれの現象や原因、対策についてのまとめです。
つぶれ
現象
見た目には存在感やディティールがあるはずなのに、写真では暗い部分が真っ黒になってしまうこと。
「シャドーのつぶれ」とも呼ばれるそうです。
原因
原因は次の2種類あるそうです。
- 明るい部分の光が強く、暗い部分の差が写らない
- 露出アンダーで、暗い部分の差が写らない
明るい部分の光が強く、暗い部分の差が写らない
デジタルカメラのセンサーやフィルムは、光を受けて映像にします。
明るい部分の光が強すぎると、暗い部分の光の差を受け取れない「設定や状態」が起こります。
その結果、「真っ黒」になるのです。
露出アンダーで、暗い部分の差が写らない
露出アンダーの場合、全体的に暗くなるため、暗い部分がより暗くなります。
その結果、「真っ黒」になるのです。
対策
対策は、原因により真逆になります。
明るい部分の光が強く、暗い部分の差が写らない
強い光が原因ですから、光をやわらげればよいのです。
具体的には、露出をマイナス補正します。
他には、条件は付きますが、次のような方法もあります。
- 絞りを絞る
- シャッター速度を早くする
- 高感度(高ISO)で撮影する
「絞り」や「シャッター速度」の2つはボケや写り方など、露出以上に、写真の表現に影響がでます。
また、「高感度(高ISO)」での撮影は、砂嵐のようなざらついた感じになることもあります。
このため、つぶれ対策として使えない場合もあります。
露出アンダーで、暗い部分の差が写らない
もう一つの原因とは逆に、光が弱いことが原因ですから、光を強めればよいのです。
具体的には、露出をプラス補正します。
条件付きの方法も同じくあります。
- 絞りを開く
- シャッター速度を遅くする
- 高感度(高ISO)で撮影する
つぶれ対策として使えない場合があることも同じです。
白飛び
現象
見た目には存在感やディティールがあるはずなのに、写真では暗い部分が真っ白になってしまうこと。
「ハイライトのつぶれ」とも呼ばれるそうです。
原因
原因は次の2種類あるそうです。
- 明るい部分の光が強く、明るい部分の差が写らない
- 露出オーバーで、明るい部分の差が写らない
明るい部分の光が強く、明るい部分の差が写らない
デジタルカメラのセンサーやフィルムは、光を受けて映像にします。
明るい部分の光が強すぎると、明るい部分の光の差を受け取れない「設定や状態」が起こります。
その結果、「真っ白」になるのです。
露出オーバーで、明るい部分の差が写らない
露出オーバーの場合、全体的に明るくなるため、明るい部分がよりより明るくなります。
その結果、「真っ白」になるのです。
対策
「つぶれ」とは異なり、対策は、原因によって変わらず、同じになります。
明るい部分の光が強く、明るい部分の差が写らない
強い光が原因ですから、光をやわらげればよいのです。
具体的には、露出をマイナス補正します。
他には、条件は付きますが、次のような方法もあります。
- 絞りを絞る
- シャッター速度を早くする
- 高感度(高ISO)で撮影する
「絞り」や「シャッター速度」の2つはボケや写り方など、露出以上に、写真の表現に影響がでます。
また、「高感度(高ISO)」での撮影は、砂嵐のようなざらついた感じになることもあります。
このため、白飛び対策として使えない場合もあります。
露出オーバーで、明るい部分の差が写らない
露出オーバーが原因ですから、光を弱めればよいのです。
具体的には、露出をマイナス補正します。
条件付きの方法も同じくあります。
- 絞りを絞る
- シャッター速度を早くする
- 高感度(高ISO)で撮影する
白飛び対策として使えない場合があることも同じです。